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【石川遼30歳】「(松山)英樹や丸山さんのように勝てる選手になって…」丸山茂樹に明かした日本復帰の理由、稲垣吾郎との再会
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph bySankei Shimbun
posted2021/09/17 11:01
30歳を迎えた石川遼。日本ゴルフ界を牽引する存在として、これからも期待を背負っていく
<名言4>
年齢が内面に追いついたというか、いい意味で変わっていない。
(稲垣吾郎/Number998号 2020年2月27日発売)
ゴルフをこよなく愛する稲垣が石川遼と“再会”を果たした対談で飛び出した言葉だ。
実は2人、2008年に番組で共演していたことがあるという。当時の石川はプロ転向したばかりだったが、16歳の高校生である。稲垣はその思い出を嬉しそうに振り返った。
「番組でゴルフ対決みたいなことをやったんですけど、バラエティだから打つ前に茶々を入れるんです。その時に石川さんが『ゴルフは紳士のスポーツです』とたしなめて」「30代のぼくらが、10代の少年に怒られて一瞬シーンとしちゃった。それが凄く面白かった」
高校生にとって、テレビで活躍するスターたちとの共演は夢のような時間だったに違いないだろう。しかし、当時からプロの世界で揉まれていた石川の落ち着いた立ち振る舞いに触れたことは、稲垣の中でも印象深い出来事だった。
「もともと大人びている印象でしたが、最近はテレビで観ても、体格や雰囲気が変わって、『大人の男』になったと感じていました。でも実際にこうやって話していると、年齢が内面に追いついたというか、いい意味で変わっていない。ちょっとホッとしました」
12年の空白を埋めると言わんばかり、2人は予定時間を大幅にオーバーしながらゴルフ談義に花を咲かせていた。
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