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東大現役合格、医学と陸上の両立…内山咲良の勉強術「高3夏まで部活がある日は3、4時間」「優先順位を変えながらどうにか…」 

text by

町田華子

町田華子Hanako Machida

PROFILE

photograph bySakura Uchiyama

posted2021/07/22 11:02

東大現役合格、医学と陸上の両立…内山咲良の勉強術「高3夏まで部活がある日は3、4時間」「優先順位を変えながらどうにか…」<Number Web> photograph by Sakura Uchiyama

東大医学部としての学生生活を送りながら、三段跳にも挑む。内山咲良はまさに文武両道だ

努力をしていない自分を認められなかった

内山 悩んだことも結構ありました。頑張って結果を残していなければ、自分には価値がないと思い込んでしまうことが結構あって。努力をしていない自分をあまり認められていないと思います。ただ、最近は結構整理がついてきて、割とありのままの自分を認めてあげてもいいかなと思えるようになってきました。

――高校時代、周囲に親しみをもってもらいたいという思いから、『つけまつける』(きゃりーぱみゅぱみゅ)のダンスを完コピしていたのがとても印象的でした。ところがそのダンスもあまりに上手で噂になっていましたよね(笑)。

内山 高校の時は迷走してましたね……親しみを持ってほしいにしても、もう少し違うやり方があったなと思います(笑)。

内山咲良(Sakura Uchiyama)

1997年生まれ、神奈川県出身。東京大学医学部医学科6年。筑波大学附属中入学とともに陸上競技を始め、主に走幅跳に取り組む。3年時に都中学通信7位入賞。同高校3年時に南関東高校総体で3位に入り、全国高校総体への出場を果たした。2016年、国内最難関の東京大学理科III類に現役合格し進学。大学4年時に本格的に三段跳を始め、同年、日本学生対校選手権で準優勝。5年時は日本選手権6位。今季は関東学生対校選手権優勝、日本選手権8位。自己記録は、走幅跳5m78、三段跳13m00。

第3回「月経が来ない選手も……産婦人科医を目指す理由」に続く関連記事からもご覧になれます>

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