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空前のプロ転向ブームが示すアマとの関係良化と両極化。~トップ・ボクサーの選択肢~

posted2021/06/22 07:00

 
空前のプロ転向ブームが示すアマとの関係良化と両極化。~トップ・ボクサーの選択肢~<Number Web> photograph by BOXING BEAT

プロ転向を表明した馬場(左)と晝田。晝田は自衛隊を退職して5時間後に髪をピンクに染め、女子プロの世界へ

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前田衷

前田衷Makoto Maeda

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BOXING BEAT

 アマチュアのトップ・ボクサーが続々とプロ転向している。東京五輪出場を目指したものの、一昨年11月の五輪代表選考を兼ねた全日本選手権で代表になり損ね、その後プロ入りを決断したというケースがほとんどだ。

 帝拳ジムと契約した藤田健児と村田昴は、五輪代表の座を巡って堤駿斗と大接戦を演じ、敗退したものの、実力は紙一重。藤田は3月にプロデビューを果たした。気が早いがプロ入りが確実視されている堤とプロのリングで世界獲りの三つ巴を展開することを期待したい。藤田、村田と同じ自衛隊体育学校で腕を磨いた元全日本王者の馬場龍成、晝田(ひるた)瑞希も今年春にプロ転向を果たした。

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