濃度・オブ・ザ・リングBACK NUMBER
中村倫也と宇佐美正パトリックがLDH“所属”に…白濱亜嵐も「誇らしいよ」と語る格闘技への“ガチ度”とは?
text by
橋本宗洋Norihiro Hashimoto
photograph byAbemaTV.inc/荒金大介
posted2021/05/24 11:00
LDHの新たな“所属メンバー”となった宇佐美正パトリック
コア層も切り捨てるつもりはない
「シーズン2もしっかりしたドキュメンタリーにしたいですね。その延長線上に興行がある。LDHが関わる格闘技イベントなので、今までにないスタイルで、いろいろなジャンルのファンに楽しんでもらえるような興行を作れたら。興行の中でどうLDHらしさを出すのかは模索中です。格闘技ファンのみなさんにも喜んでもらいたいですし、格闘技ファン以外のファン層も呼び込みたい」
たとえば一般層向けと格闘技ファン向け、系統を分けてのイベント作りもありうるとEXILE HIRO。できるだけたくさんの人に見てほしいという思いは、ライブと変わらないのだろう。その「たくさん」には当然コア層も入る。切り捨てるつもりなどないわけだ。一方、番組ハッシュタグをツイッターで追うと、LDHのファンが格闘家たちのドラマに夢中になっていた。
番組を見て試合を取材した立場としては“LDHの格闘技”がコアな格闘技ファン層に嫌われることはなさそうな気がする。むしろ格闘技マニアがTHE RAMPAGEやGENERATIONSを好きになる可能性だってあるかもしれない。それくらい、LDHの“ガチ度”は格闘技と相性がいい。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。