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月収100億「ウマ娘」今更聞けない“どんなゲーム?” 「古参競馬ファンこそ絶対に楽しめる」3つの理由
posted2021/04/11 11:01
text by
河村鳴紘Meikou Kawamura
photograph by
© Cygames, Inc.
スペシャルウィークやトウカイテイオーなどの有名競走馬を美少女化したスマホゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」が人気を博しています。競馬ファンは「最近聞くけれど、どんなゲーム?」「馬じゃなくて人なの?」と目を白黒させているのではないでしょうか。そこで同作の魅力を説明します。
2カ月足らずで500万DL 「月収100億円」とも……
「ウマ娘」は、実在の競走馬の名前と魂を受け継いだ美少女「ウマ娘」たちが、学園生活を送り、「日本ダービー」や「有馬記念」などのレースに挑むという内容です。プロジェクト自体は2016年に発表され、テレビアニメが2018年4~6月と今年の1~3月に放送されました。「ヤングジャンプ」でもマンガが連載されています。
要するに既に数年にわたり展開されているコンテンツなのですが、話題になったのが2月に配信を始めたスマホゲームです。事前登録も60万ありましたが、ゲームの出来の良さもあって、2カ月足らずで500万ダウンロードを記録。公式ツイッターのフォロワー数は70万を超えています。
ゲームのヒットを受けて、同作を配信するサイゲームスの親会社サイバーエージェントの時価総額は1兆円を突破したし、スマホゲーム「ウマ娘」について「月収100億円」という額が報じられています。
・サイバー、初の時価総額1兆円 「ウマ娘」で収益成長期待(日本経済新聞)https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGD3178Q0R30C21A3000000/
ヒットの理由ですが、元々アニメが放送されていたこともあり、メディアも説明に困っているのが現状です。スマホゲームの出来の良さゆえに口コミ的にネットで拡散。ネットメディアの記事や実況動画が後押しした……ということになりますが、スマホゲームでここまでのヒットになるとは、誰もが予想していなかったのではないでしょうか。