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岡崎慎司と乾貴士が試合前笑顔で… 武藤嘉紀らリーガ勢は残留争いに生き残れるか【エイバルの美しい風景も激写】
posted2021/03/03 17:01
text by
中島大介Daisuke Nakashima
photograph by
Daisuke Nakashima
ラ・リーガの試合撮影などを精力的に行っている現地在住の日本人フォトグラファー中島大介氏。そのオリジナル写真を定期的に掲載している(※写真は関連記事の【新着写真】からもご覧になれます)。
この週末はエイバルvsウエスカの一戦に足を運んだ。それぞれ乾貴士と武藤嘉紀、岡崎慎司が所属するお馴染みのクラブだが、今シーズンは残留争いを強いられている。この試合では出場したのは武藤だけにとどまったものの、長年このクラブに在籍する乾に対するホームタウンの愛情は厚いようだ。その街の雰囲気を含めて、ご紹介する。
エイバルの本拠地は山の中腹にある
両チーム合わせて日本人3人が絡む試合であり、また残留争いの直接のライバル同士の対決ということでエイバルを訪れました。バスク州の2大都市、ビルバオとサンセバスチャンのほぼ中間にあり、今回はビルバオよりバスで1時間弱で向かいました。
エイバルのスタジアム、イプルアは住宅街の側ですが、山の中腹にあります。
2台のエスカレータを乗り継いでいって、たどり着きます。途中には、今はスポーツ広場として使われている元闘牛場跡が見下ろせます。
過去に「乾か?! 乾の友達なのか?!」と(笑)。
向かいの山には、乾選手がエイバル加入直後のNumber本誌の現地ルポの際に登りましたが、半分放し飼いのロバがいて驚かされました。また、乾選手がデビュー前だったのもあり、町を歩いていると「乾か?! 乾の友達なのか?!」と声をかけられ、その度にビールを飲まされました。そのくらい自然豊かな素朴な町です(笑)。