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ラグビーW杯「影のMVP」中村亮土 あの成功体験をサントリーでも…“最強のチームマン”新主将の個人目標とは
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谷川良介Ryosuke Tanikawa
photograph byAki Nagao
posted2021/02/19 06:01

今季からサントリーサンゴリアスの主将に就任した中村亮土。新加入SOバレットら豪華なメンバーを牽引する
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ベスト15と明言した理由
「今まで受賞したことがないんですよ。というか、チームでフルシーズン通して出続けたこともない。今後、世界一のセンターになっていくにはまずには日本で認められないといけないので、(ベスト15は)目指さないといけないところ。そういう目標を設定し、日々努力していきたい」
中村がチームとして目指すのは優勝という「結果」と仲間にサントリーの一員という「プライド」を持たせること。まずは“最後のトップリーグ”となる開幕戦の三菱重工相模原ダイナボアーズ戦(2月21日)へ照準を合わせる。
「シーズンが終わったとき、サンゴリアスにいて良かったと思えるようなチームにしたい。1人では何もできないのでうまく他のリーダーに助けてもらいながら、リーダーではないメンバーにも助けてもらいながら、作っていければいい。僕は(言葉で引っ張るタイプの流とは違って)細かいほつれ目をつなぎ合わす、助手的な存在だと思う。仲間がいることは僕にとってはとても大切なことなので」
日本代表でリーダーの1人でありながらも、ピッチ上では「黒子」として仲間を支えてきたチームマンらしい、新主将の流儀だった。
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