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難攻不落のメルセデスに挑むレッドブル・ホンダの最終章。
posted2021/02/11 08:00
最終戦アブダビGPではフェルスタッペン(中央)がポールトゥウィン、メルセデスの2 人に大差をつけ圧勝した
text by

今宮雅子Masako Imamiya
photograph by
Getty Images
コロナ禍対策のため車体開発が大幅に制限されたF1では、'20年型をベースにしたマシンで'21年シーズンを戦う。シーズンオフは例年よりずっと静かだ。
しかし凪いだ海面の下では、近年にない期待がフツフツと沸き上がる。10チーム中7チームが新たなドライバーラインナップで挑むシーズンでは“選手の実力”への興味が尽きない。そして'21年末の撤退を表明したホンダは、'14年以来メルセデスが築いてきた牙城を崩せるのか――。
切り札は'21年に全力を集中したホンダのパワーユニットと、難題を克服したレッドブルの車体。セルジオ・ペレスという、F1界随一の“タイヤ使い”をマックス・フェルスタッペンのチームメイトに迎えたこと。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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