田中達也「田中達也さんとレッズに憧れ…」 ポジショナルプレーなど戦術愛を熱弁【浦和加入インタビュー】

――浦和レッズは子どもの頃から憧れのクラブだったそうですね。オファーが届いたときの心境は？

「素直にすごく嬉しくて、すぐにでも行きたいっていう気持ちでした。もともと子どもの頃から、田中達也さん（元浦和、現アルビレックス新潟）に憧れていたんです。自分と同じ名前の選手がいるのを知って見るようになって、プレーがどんどん好きになっていって。達也さんが日本代表に選ばれるようになってからは、代表戦の達也さんもめちゃめちゃ応援していました。達也さんの存在は、自分にとって特別。そうしたなかで、レッズにも憧れるようになったんです」

田中達也が憧れたという、田中達也の浦和レッズ時代©Takao Yamada

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――じゃあ、即決でした？

「そうですね。憧れのクラブからオファーをいただいて、しかも、監督がリカさん（リカルド・ロドリゲス）になると聞いたので。徳島ヴォルティスの試合がめちゃめちゃ面白かったので、僕、かなりチェックしていたんです。僕が大好きな、立ち位置で優位に立つサッカーをやっていて、相手を引き込んだり、ビルドアップにおける出口を見つけるのがすごくうまいなって」

ロアッソ時代からリカさんのサッカーは「面白い」と

――ということは、リカルド・ロドリゲス監督が浦和の監督に就任するから徳島の試合を見るようになったわけではなく、シーズン中から見ていたんですね。

「そもそも18年のロアッソ熊本時代に徳島と対戦したときから、面白いと感じていましたね。全然ボールが奪えないし、『あの選手にアプローチに行ったら、ここが空いちゃうんだよな』と迷わされる場面がたくさんあって。チームの狙いがすごく整理されていた。当時、Jリーグでサイドバックが中に入ってくるようなサッカーをやっていたのは、横浜F・マリノスくらいだったと思うんです。J2にもこんなチームがあるんだって驚きました」

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