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【春高バレー】驚き! 身長210センチ牧大晃の柔らかい動き “宝”を預かる若手監督の近道しない指導とは? 

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米虫紀子

米虫紀子Noriko Yonemushi

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photograph bySankei Shimbun

posted2021/01/14 06:00

【春高バレー】驚き! 身長210センチ牧大晃の柔らかい動き “宝”を預かる若手監督の近道しない指導とは?<Number Web> photograph by Sankei Shimbun

準々決勝で優勝した東福岡に敗れたが、別格の存在感を発揮した高松工芸の牧大晃。まだ2年生だ

 牧は、将来の目標を聞かれるとこう答えた。

「日本代表に入って、海外に通用するプレーだったり、海外の人にも驚かれるようなプレーをしたいと思っています」

 淵崎監督も日頃から、「海外じゃあそんなスパイクは通用しないよ」と世界に基準を置いた指導を心がけている。

 今年の春高は、まだ経験の浅い牧を、3年生たちがプレーでも精神面でも支え、牧も「3年生を喜ばせたい」という思いを原動力にして戦った。だがこれからは、最上級生として引っ張る立場になる。

 さらなる欲とリーダーシップが備わった時、牧がどんなふうにスケールアップするのか――その先にはきっと世界を驚かせる未来が待っている。

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