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「なぜマラドーナのお宝が日本にあるの?」本人着用の激レアグッズ『ベスト5』公開【アルゼンチン代表編】
posted2021/01/12 11:02
text by
朴鐘泰Park Jong Tae
photograph by
Getty Images
好評発売中のNumber PLUS「永久保存版 ディエゴ・マラドーナ 1960-2020」から、マラドーナグッズの記事を特別公開。これから紹介する貴重な代物の所有者は、所蔵点数は400以上にのぼり、世界一のコレクターと呼ばれている永井孝英氏。コレクションを目の当たりにした人は皆、口を揃える。「なぜ、こんなお宝が日本に……」。今回は、W杯でマラドーナが実際に着用したレアグッズ・ベスト5を紹介。これらすべては、マラドーナが実際に着用した品々である――(なお、入手経路については“秘密”だそうだ)。
(1)“初のW杯”、82年のユニフォーム
まずはじめに、マラドーナが初めてW杯の舞台に立った1982年スペイン大会のユニフォームです。
この後にご紹介する1986年大会、1990年大会のユニフォームと比べて、少し丈が長めです。これを眺めていると、ブラジル戦で相手に蹴りを入れて退場したシーンが鮮明に蘇ってきます(笑)。
(2)入手まで20年……あの86年メキシコW杯の1着
こちらは最も入手が困難とされている、アルゼンチンが優勝した1986年メキシコW杯のユニフォームです。入手時期は2年ほど前ですが、手に入れるのに約20年かかりました。たまたま2つの入手ルートを見つけて同時にオファーしたら両方ともOKが出て、非常にラッキーでした。
(3)86年の貴重なセカンドユニフォーム
これはメキシコ大会の決勝トーナメント1回戦、ウルグアイ戦のユニフォームです。スコアは1-0で、マラドーナが攻撃の起点となって決勝点が生まれました。