三浦：ウチにとっては間違いなくハードな戦いになる。クラブとしても初経験のカテゴリーで、やっぱり簡単ではないはず。でも、逆に言えばいろいろとチャレンジできるという気持ちもある。せっかくパワーを使って上がったので、しぶとく戦って来年以降にもしっかり繋いでいきたい。「残留」したいけど、それ以上に「定着」したいという思いが強い。

　J2の舞台で戦うことで得るものはすごく大きいし、一番最初の足掛かりとなる大切な年だと思う。自分にとっても監督としては初めてのJ2になるから、本当に楽しみ。来年は新潟や岡山にも行けるから、そういう個人的な楽しみもあるね。やってやるぞと（笑）。

――最後に、相模原を支えてくれた“サガミスタ”の皆さんにメッセージをお願いします。

三浦：今年はコロナ禍で、最初の頃はリモートで応援してくれたり、徐々に制限が解除されていくにつれてスタジアムまで足を運んでくれて、一緒に戦ってくれたことがすごく心強かった。今季は2位になって、来年からJ2で戦うことができるようになったのも“サガミスタ”の皆さんの思いと力のおかげだと思っているので、本当に有難いと思っています。

　来年はさらにハードな戦いが待っているけれども、その戦いを乗り越えていくには“サガミスタ”も含めてクラブに関わるすべての人々が一体となって戦っていかないといけないと思うので、またみんなで2021年も戦っていきましょう。