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【記録で12球団総括】大山悠輔・近本光司・梅野隆太郎で猛虎打線化 藤浪晋太郎の起用法…2021年阪神は夢がある 

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広尾晃

広尾晃Kou Hiroo

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posted2020/12/29 17:05

【記録で12球団総括】大山悠輔・近本光司・梅野隆太郎で猛虎打線化 藤浪晋太郎の起用法…2021年阪神は夢がある<Number Web> photograph by JIJI PRESS

お立ち台でポーズをとる(左から)近本光司、高橋遥人、大山悠輔。彼らが活躍すれば2021年の阪神は明るい

 最近、阪神は、韓国プロ野球の外国人タイトルホルダーを獲得することが多い。

 サンズも2019年KBOのキウムで打点王、そして来季の新外国人メル・ロハス・ジュニアも今年KBOのKTで本塁打王、打点王の2冠、さらに今季斗山でリーグ最多の20勝を挙げた右腕ラウル・アルカンタラの獲得を発表した。

 確かに野球のスタイルが近い韓国で活躍する選手の獲得は「安心感」があるのかもしれないが、タイロン・ウッズなどの例外はあるにしてもKBO出身の選手が、韓国時代より高いパフォーマンスを示すことはほとんどない。ハンファで2年連続3割30本100打点をマークしながら阪神ではさっぱりだったウィリン・ロサリオの例もある。

 これまで多くの外国人名選手を獲得してきた阪神だけに、もう少し冒険してほしいとも思う。

 2020年の阪神の投手陣は“Aクラス”、野手陣は“Bクラス”の力といったところか。来季、とはいえ中日とともに巨人を追撃するチームなのは間違いないところだ。今後も若手野手の成長に期待したい。

(関連記事からDeNA編もご覧になれます)

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