矢部　「6万人のコールを聞いた時は、鳥肌が立ちました。ほんまにありがたい、愛されているなって思いましたね。たぶん、ファンやサポーターっていろんな意味で厳しい目で見てくれてると思うんですけど、『やべっちF.C.』は彼らにサッカーファミリーとして受け入れてもらえているんやなって思って感動しました」

　サッカーファン、そしてプロサッカー選手からの信頼。それが『やべっちF.C.』が終わる際、「番組存続」を訴える大きなうねりになった。

矢部　「そういう声のおかげで、こんなに早く新しい番組が生まれることに繋がったんだと思います。本当に感謝しかないです。それを今度はちゃんと恩返ししていきたい」

　矢部さんは、うれしそうに、そう語った。

　こうして『やべっちF.C.』が終わって2カ月、異例の早さで新番組が立ち上がったのである。

（写真＝山元茂樹）

#2　「選手へのリスペクトは挫折から…」矢部浩之が明かす、高校で出会った“バケモン”と『岡村を吉本に誘った』ワケ　へ　

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