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「やべっちF.C.」最終回 番組プロデューサーが語っていた「“タブー企画”デジっちが誕生するまで」
text by
佐藤俊Shun Sato
photograph byTV asahi
posted2020/09/27 11:30
中野達朗プロデューサーは10年以上「やべっちF.C.」の担当をしてきた
スゴかったのは乾、そしてロナウジーニョ。
――国際的なスター選手のリフティングはレベルが高い。
「いや、海外の選手は日本人ほどリフティングがうまくなかったりします。『あれっこんなもんか』ということがけっこうありましたね。正直にいうと日本人の方がうまいですし、中でも一番スゴイなと感じたのは、乾貴士選手。もう別格ですね。田中亜土夢選手も多彩なテクニックを見せてくれました。
海外で言うとロナウジーニョですね。彼は神技というか、ちょっと飛び抜けていました(笑)」
現地では海外選手は出たところ勝負のところがあり、機嫌が良くないとやってくれないこともあったという。それでも苦労して撮ったものが放送され、面白いと思ってもらえるのが中野氏の喜びであり、やりがいでもある。そうして、つづいてきた「やべっちF.C.」だが今、大きな転機を迎えつつある。
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