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若き羽生さんが将棋じゃなくてトランプで笑顔!? 藤井くん達との激闘、井川慶ナゾ観戦の写真見たことある?
posted2020/09/27 11:00
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Tadashi Shirasawa
9月27日、羽生善治九段が50歳の誕生日を迎えた。19日の竜王戦挑戦者決定戦第3局で「羽生世代」である丸山忠久九段に勝利し、前人未到のタイトル通算100期への挑戦権を手に入れた。そして22日には王将戦挑戦者決定リーグ開幕戦で藤井聡太二冠に公式戦4度目の対局で初勝利。50歳を目前としたタイミングでその存在感を示した。
そんな将棋界が誇るスーパースターについて、七冠独占など将棋界に旋風を巻き起こしていた20代の頃から、見たことがないようなオフの瞬間まで、写真とともにご紹介する(肩書は現在のもの)。
(1)王位戦にて、佐藤康光九段との対局
1990年代を代表するトップ棋士、佐藤康光九段との王位戦で対局する。この2人は竜王戦、王位戦、王将戦、棋王戦、棋聖戦と数多くの七大タイトル戦で対決した。羽生九段と佐藤九段との公式戦対局は通算150局を優に超えている。
(2)王将戦で谷川浩司九段と激闘
七冠タイトル独占なるかが注目されたのは1995~96年にかけて、羽生九段に対して“最後の砦”となったのは谷川浩司九段。第44期王将戦で谷川九段は阪神・淡路大震災で被災したもののフルセットに持ち込み、タイトルを防衛する意地を見せた。しかし第45期王将戦では羽生九段が雪辱。七冠王誕生となった。