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久保建英への“スポットライト”に武藤嘉紀との笑顔、乾貴士の突破 現地カメラマンからの直送写真
posted2020/09/24 20:00
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Daisuke Nakashima
現地時間19日に行われたスペインのラ・リーガ第2節、ビジャレアル対エイバルは2-1でホームのビジャレアルが今季初勝利を挙げた。この試合ではエイバルの乾貴士が先発フル出場、またニューカッスルから移籍して間もない武藤嘉紀がベンチ入り(出場はせず)。そしてビジャレアルの久保建英は後半40分から出場し、追加点につながるかというチャンスを創出した。
この一戦を会場のエスタディオ・デ・ラ・セラミカで撮影した現地カメラマン中島大介氏の写真から何点かセレクト。“日本人対決”やスタジアムの雰囲気などをお届けする。
(1)無観客試合の中で
現在も新型コロナウィルスの感染拡大が懸念されているスペイン。現状でラ・リーガはまだ無観客試合が続いており、この日の観客席にはプリントされたファンの姿が並んでいた。
(2)絶妙トラップなど見せ場を作った乾
左サイドのタッチライン際をドリブルで仕掛ける乾。前半21分に味方GKドミトロビッチからのロングキックを絶妙な右足アウトサイドトラップで収め、そのままカットイン。シュートこそ相手GKに阻まれたものの、リーガ6年目の32歳がそのスキルの高さを発揮した。
(3)鮮やかな右サイド突破
後半44分、右サイドで浮き球のパスをキープした久保は、マッチアップした相手DFマヌエル・ロドリゲスを緩急で軽やかにかわし、ゴールライン際を突破。ラストパスこそゴール前に詰めた味方が合わせられなかったものの、持ち味を発揮した。