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<独占>久保建英が明かす リーガ1年目「対戦して一番キツかった選手」とは?
posted2020/09/18 20:00
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph by
Mutsu Kawamori
19歳の一挙手一投足を、スペインと日本のメディアが追い、現地メディアが書いた記事はすぐに日本語に翻訳され、肝となる部分が引用される――。
8月10日にビジャレアルへの移籍が発表されてから、9月13日ウエスカとの開幕戦を迎えるまで、久保建英への注目度はとても高かった。
レアル・マドリーに移籍し、プレシーズンをジダン監督の下で過ごした昨夏も多くのメディアが彼のことを追ったが、その時は日本から寄せられた大きな期待感と、レアル・マドリーというメガクラブへの注目度がないまぜになり、その注目ぶりもどこかフワフワしているように思えた。
だが、今年は様子が違った。特集を担当していたこともあり、ほとんどすべてのメディアの記事に目を通してきたつもりだが、昨季、レンタル先のマジョルカで<35試合出場、4得点、4アシスト>という確かな結果を残してきたからこそ、久保には「地に足がついた期待」が寄せられていた。
昨季のアトレティコ戦のプレーには驚かされた。
中断明けから完全にマジョルカの攻撃の中心だった。18歳、19歳であんなに周りをみてプレーできている選手は他にいない。
1年前の夏のフワフワした期待が、しっかりと実績と経験に裏付けられたものになっていた。
久保は独占インタビューで何を語ったか
だが、久保本人の言葉は、入団会見以降、プレシーズンマッチのレアル・ソシエダ戦後にテレビのフラッシュインタビューに答えたもの以外、ほとんど伝わってこなかった。
そんななか、発売中のNumber1011号「久保建英、リーガをゆく」では、ビジャレアル入団後の久保に時間をもらい、貴重な独占インタビューを掲載することができた。