立川理道の名言
自分が先頭に立つことより、次のリーダーを育てようとしているように感じました。
立川理道(ラグビー)
2020/09/21
2015年W杯で主将を務めたリーチマイケルは、心身ともにリフレッシュするため、それ以降の代表活動と距離を置いた。復帰した17年、立川は戻ってきたリーチの姿に「余裕を感じた」と当時を振り返る。リーダーグループに流大や松島幸太朗、稲垣啓太など若い選手を招き入れ、チームの意見交換を活性化。群れることを好まず、リーダー象とは対極にいた田村優もリーダーグループに引き込んだ。「(15年と違って)引き出しに何を入れるか、引き出しをいくつ作るかというところから、リーダー自身が考えていたと思う」。リーチの図らいによってまとまったチームは史上初のW杯ベスト8進出という偉業を成し遂げた。この成功体験とリーチのキャプテンシーは、2023年のみならず、今後の日本ラグビーの未来につながっていく。
Number996号(2020/01/30)