来季も“鬼に超合金の金棒”状態。

　とはいえ、バイエルンは先のCLで負傷で長期離脱していたドイツ代表DFニクラス・ズーレが復帰を果たしていて、すでに“チーム内補強”も盤石です。それに加えて来季はマンチェスター・シティからドイツ代表ウインガーのリロイ・サネが来ますし、もう鬼に超合金の金棒をもたせてしまったような状況です。

　2020-21シーズンのバイエルンの公式戦幕開けは、9月11日のDFBポカール1回戦の1.FCデューレン戦（オーバーリーガ／ドイツ5部相当）。続いて、ブンデスリーガ開幕節の9月18日、対シャルケ戦です。

　バイエルンに付け入る隙があるとすれば、1カ月にも満たないオフシーズンによる選手の疲労でしょう。しかしドイツ屈指の戦力を誇る彼らとしては、国内では当分ターンオーバーで対応可能な気もします。

　ブンデスリーガ最多29回優勝で現在8連覇中。今季はチャンピオンズリーグをも制して文字通りの頂点に立ったバイエルンは、今が最盛期。そんな「1強時代」に風穴を開けるチームの出現を期待したいと思います。

この記事の全文は「Number PREMIER」でお読みいただけます。

佐々木大地七段が語る藤井聡太との「夏」と「熱」＜「酸素吸入器を鼻に入れた状態で戦った」９歳の記憶とは？＞

Sports Graphic Number 1085号
＜八冠達成 完全保存版＞
藤井聡太と将棋の未来。

2023年11月22日発売
730円（税込）

Amazonで購入する