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NJCを制した暗黒の王EVILは
オカダに次ぐ新たな波となるか。
posted2020/08/05 07:30
text by
門馬忠雄Tadao Monma
photograph by
Getty Images
悪のヒーローが王座に。新日本プロレスの歴史に新たな“黒い”1ページが刻まれた。
7月11日、本来は春に開催される予定だったニュージャパンカップ決勝戦が、大阪城ホールで行われた。約4カ月ぶりに観客を入れての興行。通常、大阪城ホール開催では1万以上の観客席を用意するが、今回は3分の1に制限。発表された観客数は3318人だった。
注目のトーナメント決勝は、前年覇者のオカダ・カズチカと内藤哲也率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)のEVILが激突。ゴングが鳴ると、なんとEVILが反則の仕放題。イス攻撃、急所打ちを見舞ってオカダを沈め、初優勝を飾ると、LIJを脱退、悪のユニット「バレットクラブ」への電撃加入も表明した。