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村上春樹さんが3時間語った、
走ること、書くこと、勝負について。 

text by

藤森三奈(Number編集部)

藤森三奈(Number編集部)Mina Fujimori

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photograph byNanae Suzuki

posted2020/07/16 15:00

村上春樹さんが3時間語った、走ること、書くこと、勝負について。<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

村上春樹さんとナンバーのお付き合いは意外と長いのである。

奥様と一緒に走らない理由は?

 インタビューは、緊急事態宣言が解除されるのを待って、対面で行われた。

 高橋さんは、過去に取材した24組のマスターズ全員に聞いたのと同様に、村上さんにも「なぜ走るんですか?」と聞いた。その答えは、ハルキストならわかるかもしれないが、「今もまだ走る」のに、年初に起きたある具体的な出来事が寄与したというのは新事実かもしれない。

 そして話は、村上さんの小・中学生時代の運動歴に遡り、大学時代になぜ学生“運動”にはまらなかったのかにまで及ぶ。

 さらには、奥様と一緒に走らない理由、ノーベル賞に対する考え方まで、インタビューの内容は多岐に渡った。それは決して“脱線”ではなく、走ることそして書くことの「勝負」について高橋さんがじっくりと聞いた証である。

気づけば3時間、「すごく楽しかった」。

 村上さんは子供の頃、母親から「負けず嫌いじゃないからダメなんだ!」とよく叱られていたという。「でも何を言われているのかわからなかった」村上さんが、71歳になった今、走る上で、また書く上で大切にしていることは何なのか――、明確に答える。

 気づけば3時間が経っていた。終わった後に村上さんが「すごく楽しかった」と言ったその場の雰囲気が、きっと皆さんにも伝わる記事となっている。

 8ページにわたる13000字インタビューと共に、村上さんの最近のランニングする姿も掲載されている。

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