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中日、9回同点、10回ビシエドがサヨナラ弾!
今季初の有観客試合で劇的勝利!
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byHideki Sugiyama
posted2020/07/10 21:15
中日・ビシエド[撮影別日]
<7月10日 セ・リーグ>
中日 3-2 広島
広 0 0 1 0 0 1 0 0 0 0 : 2
中 0 0 0 0 1 0 0 0 1 1× : 3
勝:R・マルティネス 1勝1S
負:フランスア 1敗
10日、ナゴヤドームでは中日ー広島の今季初の有観客試合が行われた。中日の先発は開幕投手も務めた大野雄大だが今季は勝利がなく、この試合で初勝利を目指した。対する広島の先発大瀬良大地は前回登板の初黒星でここまで2勝1敗。勝利数を伸ばしたい。
先制したのは広島。3回に上本崇司の送りバントなどで二死二塁と得点のチャンスを作り、ピレラのタイムリーで1点を奪った。しかし5回に中日が木下拓哉の中前打で1点を返し、試合は振り出しに戻った。
再び試合を動かしたのは広島の菊池涼介。同点の6回にレフトスタンドへホームランを打ち込み、勝ち越しに成功。1点を追う中日は7回に満塁のチャンスをむかえるも、活かしきれずこの回も無得点。このまま広島が逃げ切るかに思われたが、9回に中日が一死満塁とサヨナラのチャンスをむかえると、大島洋平の犠牲フライで同点。試合は延長戦にもつれ込んだ。
試合を決めたのは中日、ビシエド。サヨナラ本塁打をスタンドに放り込み、中日が劇的な勝利を挙げた。