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元レアル選手がAIで医療貢献。
読書家グラネロの“先見の明”。
posted2020/06/19 18:00
ペジェグリーニ時代のR・マドリーでMFとして先発の座を掴んだグラネロ。今年1月までエスパニョールに所属。
text by

豊福晋Shin Toyofuku
photograph by
Getty Images
スペインの経済紙「エクスパンシオン」に、〈コロナ後の経済を立て直すスペインの起業家たち〉という特集があった。そこで取りあげられていたのが、元レアル・マドリーのエステバン・グラネロが立ち上げた会社、オロシップだ。
今年1月から3部リーグのマルベージャでプレーするグラネロがこの会社を立ち上げたのは5年前のこと。AIをスポーツに取り入れることを目的とし、AIのエキスパート2人と共に事業をスタートした。AIが導き出したデータをピッチ上や選手獲得時に活用する方法を提供して着実に知名度を上げてきたが、コロナウイルスが転機に。同社はAI技術をウイルスの感染経路、地域ごとの影響度の予測に使い、医療崩壊に先手を打つため情報を各機関に提供した。グラネロは言う。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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