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「しょうがないね」では終わらせない!
明徳・馬淵監督が選手に語りかけた願い。 

text by

田口元義

田口元義Genki Taguchi

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photograph byKyodo News

posted2020/05/25 20:00

「しょうがないね」では終わらせない!明徳・馬淵監督が選手に語りかけた願い。<Number Web> photograph by Kyodo News

5月20日、部員の前で甲子園中止を伝える馬淵史郎監督。

「10年、20年後に役立つ野球」

 夏の甲子園の中止が決まった5月20日、選手たちに語りかけた、監督の願い。

「10年、20年後に役立つ野球」

 監督が責務を全うすると誓う。

「卒業するときに『入ってよかった』と思ってもらえる学校にせないかんと思ってる。今年もそう、これからもそう。だって高知まで、こんな田舎まで来てくれるんやけん」

 連綿と受け継がれる教え子たちの意志。

「明徳に入れば人間的に成長できる」

 選手の決意が、馬淵の背中を押す。

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