澤穂希の名言
純粋にサッカーが大好きだったんです。
澤穂希(サッカー)
澤の日本代表デビュー戦は1993年、当時15歳。そこから長きにわたって女子サッカー界を牽引してきた。その原動力は「サッカーが好き」という思い。「代表に入った頃はアメリカに0-10で負けるほど差がありましたし、それまで『世界一なんて難しい』と思っていた時期も正直ありました」と回想するが、世界最高峰のアメリカでプレーするなど常に先頭を走り続けた。澤の背中を見て育った後輩たちと臨んだ2011年W杯、キャプテンマークを巻いた背番号10は高々とカップを掲げていた。引退した今は、子育てに夢中でサッカーをやりたいと思わないと語る。そんな潔さもナンバーワンたる所以なのだろう。
Number1000号(2020/03/26)
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