小野澤宏時の名言
戦術的な面白さを感じるようになるのは、これからだよ、と伝えたいです。
小野澤宏時(ラグビー)
2019年ラグビーW杯で日本代表が奪った13個のトライのうち、両翼が射止めたものは実に9個。松島幸太朗が5つ、福岡堅樹が4つだ。そんな快進撃を支えた2人を頼もしそうに見守っていたのは“快速”のレジェンド、小野澤だ。かつて「うなぎステップ」と呼ばれた切れ味鋭いランで、W杯に3度出場、トップリーグ最多119のトライを残している。曰く、現代ラグビーにおいてウイングは「自由」が許される。定位置とは逆のサイドでのトライに、同じリズムで続くフェーズを崩すブラインドからの侵入。さらには「外からの声」で試合を動かすことだってできる。小野澤自身もこうしたウイングの奥深さに気づいたのは20代後半だったという。“Wフェラーリ”の未来を想像しながら、エールを送った。
Number996号(2020/01/30)
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