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暇だから名鑑見て大調査<J1編>
心和む凸凹コンビに、レアンドロ?
text by
茂野聡士Satoshi Shigeno
photograph byJ.LEAGUE
posted2020/02/29 11:30
ルーキーながら途中出場した小兵・紺野和也。FC東京の守護神・林(195cm)と並ぶとこんなに違う!
タイ、スペインも増加中。
最後は出生地。こちらは2020年2月7日登録時点でJリーグが発表した「2020シーズン 記録関連資料」を出典とする。
<出身地トップ10>
1位:東京都/61人
2位:大阪府/56人
3位:神奈川県/55人
4位:ブラジル/49人
5位:埼玉県/39人
6位:千葉県/25人
7位:静岡県/24人
8位:兵庫県/22人
9位タイ:愛知県、北海道、韓国/18人
サッカー王国ブラジルが、静岡や埼玉などといったサッカーどころや千葉など人口の多い県を上回る結果になった。
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ブラジル人選手が頼りになるのは、FC東京が開幕戦の清水戦途中からアダイウトン、ディエゴ・オリヴェイラ、レアンドロを3トップに並べたのが象徴的。やはりそれだけJ1各クラブはブラジル人選手の個の能力を信頼しているのだろうし、ブラジル人選手にとっても働きやすいのだろう。
ちなみに外国籍で3番目に多いのはタイの4人、4位はスペインの3人。それぞれチャナティップとイニエスタの効果がジワジワと広がっている結果だろう。
こんなふうに様々な項目や数字を見比べるだけでも、スポーツは面白い。ぜひプロ野球編と見比べつつ、名鑑を片手に自分だけのランキングを作って、プロ野球開幕、Jリーグ再開までの時を少しでも楽しんでほしいものだ。