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棚橋弘至のいない1.4東京ドーム。
クリス・ジェリコが誘うエース引退。
text by
原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2019/12/18 19:00
見事にパンプアップされた筋肉美を披露する棚橋弘至。クリス・ジェリコとの対戦は楽しみだが、それ以上の話題が欲しい。
裏がまったく読めない棚橋の不在。
10月、11月、12月と3回に渡って行われた東京ドーム大会の公式記者会見に、ジェリコも棚橋も一度も姿を見せることはなかった。
棚橋は11月16日から12月8日のタッグリーグも全戦出場して、次の「Road to TOKYO DOME」(12月19日~12月21日後楽園ホール)でも3日間すべてにカードが組まれている。
それなのに1.4のドーム大会だけ棚橋弘至の名前が試合カードから欠落しているのだ。棚橋はこの謎には触れていない。
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これはジェリコ戦前にリスクを負いたくないという本人の選択なのか、新日本プロレス側の棚橋に対する安全のための計らいなのか、それとも別の理由があるのか、真相はわからない。
「まだまだ引退はしませんよ」
そこだけはきっぱりと否定した棚橋だが、1.4ドーム欠場は謎のままだ。