Sports Graphic Number WebBACK NUMBER
「パラスポーツ×限界への挑戦」
松田丈志と山田拓朗が語る水泳の魅力。
text by
谷川良介Ryosuke Tanikawa
photograph byWataru Sato
posted2019/11/29 15:00
さまざまな競技を取材する松田氏(左)は、この日も東京パラリンピックを目指す山田に質問を投げかけていた。
松田が送るエール、山田の意気込み。
最後に松田氏から東京2020パラリンピックを目指す山田選手へエールが送られた。
松田 強いて言うならば、決戦の日はもう決まっているので、残り時間を悔いないように過ごしてほしい。「このプロセスには悔いはない!」という状況でスタート台に立ってもらいたいです。
山田 そうですね。前回はメダルを取れましたが、目標としていたタイムを本番で出せなかった。もちろん順位や結果も大事ですが、自分がすべてやりきったと思えるようなレースをしたいなと思っています。今できる準備をしっかりやって、万全の状態でパラリンピックを迎えたいです。
まずは今月の日本選手権、そして来年3月の(東京パラリンピックの)選考会でいい泳ぎをして代表に入り、本番でさらに記録を上げられるように頑張ります。
松田 応援しています!