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U-17W杯で知っておきたい有望株。
ブラジル紙が見た若き日本の印象は。 

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沢田啓明

沢田啓明Hiroaki Sawada

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posted2019/10/26 11:50

U-17W杯で知っておきたい有望株。ブラジル紙が見た若き日本の印象は。<Number Web> photograph by Getty Images

U-20W杯を経験した西川潤ら擁する若き日本代表は、ブラジルの地でどのような結果を残せるだろうか。

1次リーグの相手は強豪揃い。

 今大会に参加する日本代表の特長は、素早い攻守の切り替えと選手全員が連動しての攻守両面におけるハードワークだろう。守備の中心は半田陸(山形ユース)と鈴木海音(磐田U-18)のCBコンビで、技巧派MF藤田譲瑠チマ(東京Vユース)の組み立てからFW西川潤(桐光学園高、C大阪入団内定)と唐山翔自(G大阪ユース)が得点を狙う。

 日本は昨年優勝したU-16アジア選手権で西川が大会MVPに選ばれ、唐山が5得点で得点王に輝いた。今年に入ってからもチリ、アルゼンチン、エクアドルに遠征して強化に励み、この大会へのモチベーションの高さを感じる。

 ただし、1次リーグでの対戦相手は欧州王者のオランダ、北中米王者のアメリカ、セネガルと強豪揃いである。実力が拮抗しているためグループ3位の勝ち点が低くなりそうで、2位以内を目指さなければならない。

 前大会に続いて指揮を執る森山佳郎監督は、「強い相手と対戦できるのはとても楽しみ。組織力で上位を目指す」と意気込んでいる。

 日本としては、グループ最強と目されるオランダとの初戦で何とか勝ち点をもぎ取り、アメリカとセネガルに勝って1次リーグ突破、さらには史上初となるベスト4以上を狙いたいところだ。

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