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僅差で“逸材”棚橋弘至が大逆転!
Numberプロレス総選挙、最後の王者。
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byL: Satoshi Minakawa /R: Masaru Tatsuki
posted2019/06/27 17:30
左が最新号、右が2015年に新日本プロレス所属選手のみで実施された最初の総選挙号。4年ぶりに表紙を飾った。
「最後に表紙が見たいんじゃー!」
棚橋に投票をよせた、ファンの方々の投票理由の一部をここで紹介しよう。
・1位は譲れない、エース棚橋弘至。1.4東京ドームでIWGP奪取、それを見た時に「やっぱりIWGPは棚橋の腰にあるべきだなぁ……」としみじみ。太陽は昇り続ける! いつまでも大きな背中を追い続けます。GO!ACE!。(男性・20代)
・昨年G1で優勝、下半期を盛り上げて今年1.4でIWGP栄冠。今年も怪我となってしまい上半期は不調だったが、ここからどう盛り上げていくかのビジョンを知りたい!また、最近のプロレス界について棚橋さん目線のコメントが欲しい。(男性・20代)
と、昨年のG1クライマックス優勝から今年1月のIWGP戴冠までの活躍に胸を打たれ投票した、という声が多数寄せられた。一方で抱えている怪我を心配しつつ応援する以下のような声も。
・満身創痍な身体、必殺技ハイフライフローができない状態で今後、私たちにどんなプロレスを披露してくれるのか。ワクワクして仕方ない。(男性・50代)
・怪我による欠場が増えても、存在感は増すばかり。いつまでも、エースでプロレスを続けて欲しい。最後に表紙が見たいんじゃー!!(女性・40代)
・欠場中の棚橋選手がいないリングはとても寂しかったです。ゆっくり休んでほしい思いはもちろんありますが、やっぱりいないとだめなんです。(女性・50代)
・棚橋弘至選手・負傷しても何度でも何度でも立ち上がるその姿はいつも勇気と元気をくれます。プロレス界とプロレスファンをいつも照らしてくれる棚橋選手に今度こそ表紙を飾っていただきたいです。(女性・40代)
・棚橋選手は全プロレス界のエース。去年のG1での復活からドームでのIWGP戴冠は感動でした!また怪我からの復帰ですが、どんたくでの「IWGP目指します」の一言だけでプロレスファンを幸せな気持ちにさせる選手はいない。(女性・40代)
「今の棚橋からは男の哀愁が漂う」
そしてもう1つ多かったのが、棚橋の姿に感情を揺さぶられる、という声だ。
・棚橋選手の怪我に苦しみながらも闘い続ける姿は応援せずにはいられないです。去年のG1クライマックス優勝の瞬間、会場で号泣していました。来年の東京ドームでもメインに立ってくれると信じています。(男性・30代)
・今の棚橋からは男の哀愁が漂う、新日本らしいレスラーになった。(男性・40代)
・歯を食いしばって精一杯の表情で立ち上がるその姿に、心で負けないぞという生き様に、たくさんの勇気と熱い思いをもらっている。棚橋選手の闘いには、喜怒哀楽すべての感情を揺さぶられる。その真摯な生き様に共感し、憧れ、立ち上がってくれと応援しながら心が熱くなるのを感じる。勝ち負けの喜び以上の感情と祈りをくれる、棚橋選手のことを、『最高のプロレスラー』だと思う。(女性・40代)