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女子柔道78kg超級の争いが熾烈。
素根輝、2020年で「笑うのは自分」。 

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松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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posted2019/05/01 08:00

女子柔道78kg超級の争いが熾烈。素根輝、2020年で「笑うのは自分」。<Number Web> photograph by Getty Images

素根は4月上旬に行われた全日本選抜柔道体重別選手権大会で、3連覇を達成した。

「同等」の2人、五輪の座は?

 ただ、安閑とはしていられない。世界選手権は、2つの階級に限り、複数の選手を代表にすることができる。78kg超級はその枠を使い、素根と朝比奈の2人が代表に選ばれた。強化委員会も「2人は同等」の評価であると説明した。しかしオリンピックに出られるのは1人だけだ。

 だから素根は言う。

「ここからほんとうの勝負が始まると思います」

 朝比奈が国際大会で残してきた実績は重い。それを知るからこその言葉だった。

 一方で、こうも語る。

「来年の東京オリンピックで、必ず金メダルを獲ります」

 最重量級で自身の個性をさらに輝かせることができるか。

「最後に笑うのは自分です」と語った小柄な女王が、世界の舞台で再びその決意を見せる。

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