SCORE CARDBACK NUMBER
“高校のとき以来”の手応え。
石川祐希の自己分析と決意。
~サーブで狙われる立場だからこそ~
posted2019/04/17 15:00
text by
矢内由美子Yumiko Yanai
photograph by
Takahisa Hirano
「コンディションに関してこれくらい問題なくできたのは、高校生のとき以来じゃないかと思う」
表情も声も明るかった。バレーボール男子日本代表のエース石川祐希が、イタリア1部(セリエA)シエナでのプロ1年目のシーズンを終えてこのほど帰国した。イタリアでは中心選手としてリーグ戦全26試合に先発し、「プロなので結果を残さないと次はないと、シビアに取り組めた。結果(3勝23敗、14チーム中13位)だけ見れば満足できないが、プロ1年目でやるべきことは果たせた。良いアピールができた」と振り返った。
個人スタッツはアタック310点、ブロック37点、サーブ29点で、計376得点はリーグ12位だった。