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工藤壮人が山口で示す存在価値。
「懐かしい感覚が、蘇ってきた」 

text by

石倉利英

石倉利英Toshihide Ishikura

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photograph byJ.LEAGUE

posted2019/03/28 16:30

工藤壮人が山口で示す存在価値。「懐かしい感覚が、蘇ってきた」<Number Web> photograph by J.LEAGUE

山口で輝きを取り戻しつつある工藤壮人。J1昇格へ、エースFWの活躍は不可欠だ。

「FWは、自分で状況を変えることができる」

 苦しんでいた広島時代、事あるごとに口にしていた言葉がある。

「FWは、自分で状況を変えることができる」

 練習でゴールを決めれば試合出場に近づき、試合でゴールを決めればチームの勝利に近づく。それは、自分自身が成し遂げてきたことでもある。

 J1で3試合無得点だったプロ1年目の'09年、柏はJ2に降格。'10年のJ2第3節、アビスパ福岡戦の81分に決めたプロ初ゴールは、チームを1-0の勝利に導いただけでなく、工藤が「あれで人生が変わった」と振り返るほどの意味を持っていた。

 これを機にリーグ戦27試合10得点とブレイクし、J2優勝&J1復帰に貢献。翌年のJ1初制覇から全タイトル獲得への道のりも、自らのゴールで切り開いていった。

 苦しいスタートになっても、「あきらめている場合じゃない。前だけを向いて、ゴールという形でチームに貢献したい」と言葉に力を込める。

 ストライカーの原点に帰った9年ぶりのJ2で、自身の存在価値を証明する戦いが続いていく。

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