身長2メートル台超の選手は4人。

　年齢の次は体型だ。身長、体重、BMIの数字をそれぞれ調べてみた。

＜長身＞
201cm：廖任磊（西）投手、モヤ（中）外野手
200cm：マーティン（西）、ヘルウェグ（広）ともに投手　
198cm：メッセンジャー（神）、バンテンハーク（ソ）、大窪士夢（西）※育成、ヤングマン（巨）以上投手、メヒア（西）内野手　

　最長身は昨年巨人を戦力外になってトライアウトを経て西武に入団した廖と、中日の内野手モヤ。日本人では西武に育成で入団した大窪士夢（じゆ）が一番高い。阪神の藤浪晋太郎は197cmで、これに続く11位タイにいる。

＜小柄＞
163cm：水口大地（西）内野手　163cm
166cm：山川和大（巨）投手　166cm　育成
167cm：石川雅規（ヤ）、谷元圭介（中）、野田昇吾（西）、山本拓実（中）以上投手、西野真弘（オ）、福田周平（オ）、柴田竜拓（De）、西巻賢二（楽）、羽月隆太郎（広）以上内野手

　現役最多勝の石川が3位タイにいる。こういうランキングをするといつも思うのだが、NPBにはいい働きをしている小兵選手が実に多い。

体重は133kgから64kgまで。

＜重量級＞
133kg：バルガス（ロ）内野手
125kg：廖任磊（西）投手
118kg：メヒア（西）内野手
117kg：モヤ（中）外野手
114kg：井上晴哉（ロ）内野手

　昨年まで楽天にいたアマダーは、元オリックス、ソフトバンクの李大浩の130kgを抜く135kgで史上最重量だった。今年のロッテ新外国人、バルガスは史上2位だ。5位の井上は日本人としては史上最重量。100kg以上の選手は914人中52人と、今やそれほど珍しくはない。

＜軽量級＞
64kg：川瀬晃（ソ）内野手、沼田翔平（巨）投手※育成
65kg：上本博紀（神）、高松渡（中）ともに内野手
66kg：明石健志（ソ）、宜保翔（オ）ともに内野手

　みんな最重量バルガスの半分以下だ。小兵選手と同様、いい働きをしている選手が多い。体格に関係なく、活躍できる余地があるのが野球という競技のいいところだろう。

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