松坂世代も39歳となる。

　日本ハムはこれまで育成選手を抱えていなかったが、ドラフト育成枠で海老原一佳を獲得し、支配下から森本龍弥が移って2人が育成枠となった。これで12球団がすべて育成選手を保有することになった。各リーグの選手総数と平均値を出してみると以下の通りだ。

パ　464人（62人）、180.7cm、83.8kg、26.1歳
セ　450人（47人）、180.9cm、84.5kg、26.6歳

　続いては外国籍の選手と日本人選手の体格差について。ここは外国人枠とは関係なく、外国籍の選手でまとめている。

外国籍選手　86人（10人）、187.7cm、95.3kg、29.2歳
日本人選手　828人（99人）、180.1cm、63.0kg、26.0歳

　今や選手の9.4％が外国籍選手で、やはり大柄な選手が多い。外国籍選手の中には台湾野球の出身者が10人含まれている。続いては年齢で見てみよう。

＜年長選手5傑＞
上原浩治（巨）投手／1975.4.3
福浦和也（ロ）内野手／1975.12.14
福留孝介（神）外野手／1977.4.26
山井大介（中）投手／1978.5.10
阿部慎之助（巨）捕手／1979.3.20

　昨年は、岩瀬仁紀／1974.11.10が最年長だった。なお今季の最年長、巨人の上原は昨年の2月末時点ではNPB選手のリストには入っていない。昨年3月9日にメジャーから巨人に復帰したからだ。

　阿部のように今季中に40歳以上になる選手は8人いる。そして松坂世代は、今季8人。年長順では11位～18位を占める。松坂大輔も今年39歳になる。

吉田輝星らは初の21世紀生まれ。

＜若年の選手5傑＞
市川悠太（ヤ）投手／2001.03.29
水谷瞬（ソ）外野手／2001.03.09
牧野翔矢（西）捕手／2001.03.04
太田椋（オ）内野手／2001.02.14
吉田輝星（日）投手／2001.01.12

　甲子園を沸かせた日本ハムの吉田輝星は、5番目に若いプロ野球選手だ。またこの5人は、21世紀生まれの最初のプロ野球選手。最年長の上原と最年少の市川はほぼ26歳差。まるで親子である。

　平成生まれは730人。昭和生まれは184人。今や79.9％が平成生まれだ。昨年は平成が641人、昭和が264人。70.8％だった。あと10数年で昭和生まれの選手は完全にいなくなるだろう。昭和は遠くなりにけりである。

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