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<新エース宣言>
久保裕也「A代表をおびやかし、ぐいぐいいかないと」 

text by

豊福晋

豊福晋Shin Toyofuku

PROFILE

photograph byShinji Minegishi

posted2016/05/16 06:00

<新エース宣言>久保裕也「A代表をおびやかし、ぐいぐいいかないと」<Number Web> photograph by Shinji Minegishi
歴代最弱とも言われながら、最終予選でアジア制覇。五輪代表のエースはひたすらゴールを求め続ける。リオでの活躍からA代表の扉を開き、更に飛躍するために。
五輪本戦メンバー入りへのサバイバル真っ只中のU-23サッカー日本代表。18日開幕のトゥーロン国際大会を前に、Number898号「指揮官ハリルホジッチの設計図。」掲載の久保裕也選手の記事を特別に公開します。

 リオ五輪出場を決めた五輪代表チームのエース。周囲からそう言われることに、久保裕也は違和感を覚えている。

 最終予選では、チームで唯一全6試合に出場し最多の3得点を決めた。エースの称号を与えても、誰も文句は言わないだろう。

 3月のベルン、スタジアム横にあるカフェのソファに腰掛け、しかし彼は首を振るのだった。

「今の五輪代表にはスーパーな選手はいないんです。僕も含め、みんなが同じレベル。誰が出ても、それほど大きくは変わらないと思う。個人的に全試合に絡んで3点というのは悪くはないけど、良くもない。できれば、もっと取りたかったです」


 大会前の五輪代表に対する評価の低さがそうさせるのか。チームは歴代最弱とされ、久保にも物足りないとの声もあった。

「優勝を予想していた人は誰もいなかった。予選突破できないだろうとも言われた。悔しい気持ちはありましたが、散々批判されたので逆に開き直って、メディアは気にせず僕らでやろうとまとまることができた。むしろ評価されてなくてよかったなと」

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指揮官ハリルホジッチの設計図。

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指揮官ハリルホジッチの設計図。

 

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