スポーツ仕事人BACK NUMBER

折茂武彦(バスケチームのオーナー)~スポーツの現場で働く“プロ”に直撃!~ 

text by

木崎伸也

木崎伸也Shinya Kizaki

PROFILE

photograph byphotographs by Shinya Kizaki

posted2013/09/16 08:00

折茂武彦(バスケチームのオーナー)~スポーツの現場で働く“プロ”に直撃!~<Number Web> photograph by photographs by Shinya Kizaki

折茂武彦。

「地方」かつ「マイナー」。二重苦のチームを甦らせるべく立ち上がった、バスケ界の勇者とは――。

 日本バスケットボール界に、前代未聞の激務を遂行する人物がいる。レバンガ北海道で「選手」兼「オーナー」を務める43歳の折茂武彦だ。サッカー界でたとえるなら、カズが現役中に横浜FCの会長になるようなもの。“コート内外で闘うオーナー”である。

「今日は朝8時半から取締役会のミーティングがあり、昼飯も食べられないまま14時から練習しました。なんでこんなことを始めてしまったんだろうと時々思います(笑)」

 所帯が小さいため、オーナーは多忙だ。スポンサー開拓のために営業マンとして会社を訪ね歩き、懇親会やパーティーに出席するのも仕事のひとつ。その一方で練習では一切の特別扱いはなく、20代の若手に混じって歯を食いしばりフルメニューをこなしている。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 1273文字

NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

レバンガ北海道
折茂武彦

バスケットボールの前後の記事

ページトップ