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史上最強の障害馬が平地参戦。
平地でも重賞級の脚力は本物か。
~オジュウチョウサンが武豊を鞍上に異例の挑戦~ 

text by

片山良三

片山良三Ryozo Katayama

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posted2018/07/04 15:00

史上最強の障害馬が平地参戦。平地でも重賞級の脚力は本物か。~オジュウチョウサンが武豊を鞍上に異例の挑戦~<Number Web> photograph by Photostud

過去に障害1勝のメジロパーマーが有馬記念を制した例もあるが、これほどの実績馬が平地を走るのは極めて稀。

 史上最強の障害馬、オジュウチョウサン(牡7歳、父ステイゴールド、美浦・和田正一郎厩舎)の平地参戦プラン。7月7日の福島9レースに組まれている開成山特別(3歳以上500万下、芝2600m)がそのターゲットで、武豊騎手が新コンビを組むことも手伝って注目はさらに高まっている。

 障害重賞を9連勝中で、そのうちGIが5つ。獲得した賞金は5億3300万円余という圧倒的な経歴を誇る同馬だが、平地では2戦未勝利。'99年までは障害戦で稼ぎ出した賞金が平地戦でも同額に取り扱われる規定だったが、'00年から収得賞金が分離される改定が行われたため、障害界でレジェンドホースに登り詰めた馬であってもその実績が平地競走には反映されなくなった。500万下は古馬の平地最下級条件だが、オジュウチョウサンの格付けはそれより下の未勝利馬。「4歳以上の未出走馬および未勝利馬は、東京、中山、京都、阪神の平地競走に出走できない」という規定にも抵触する存在なのだ。

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