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慶大・辻雄康の大暴れに思う、コンバインドチームの価値。~大学時代に国際経験を積むルートの大切さ~
text by
大友信彦Nobuhiko Otomo
photograph byNobuhiko Otomo
posted2018/05/18 11:00
190cm109kgの辻は、叔父の松岡修造さん同様、幼少時にテニスを嗜むも「全然上手くならなくて」断念したという。
「アレは何もんじゃ?」
4年前、花園ラグビー場の第2グラウンドで聞いた呆れ声を思い出した。
5月6日、秩父宮ラグビー場で行われた関東学生代表vs.NZU(ニュージーランド学生代表)の一戦。関東のLOで出場した辻雄康(たかやす=慶大4年)は、ボールを掴むとひたすら前に出た。タックルが何人がかりで向かってきても、黒ジャージーを引きずって前へ出る。関東は17-34で敗れたが、背番号4のひたむきなプレーは見る者の胸を打った。
「NZを相手に自分の実力がどこまで通用するのかを確かめたかったし、全力でやりました。海外のチームと対戦するチャンスなんてなかなかないですからね」