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武幸四郎ら新規開業の陰で進む、厩舎経営の軽量化。~人減らしが進めば、世界での競争力はどうなるのか~ 

text by

片山良三

片山良三Ryozo Katayama

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photograph byKeiji Ishikawa

posted2018/01/06 17:00

武幸四郎ら新規開業の陰で進む、厩舎経営の軽量化。~人減らしが進めば、世界での競争力はどうなるのか~<Number Web> photograph by Keiji Ishikawa

昨年2月に騎手を引退した武幸四郎ら7人が今年新規開業する。一方で、11人の調教師が今年2月末で引退する。

 JRAの年度替りは3月1日。調教師には70歳定年制が敷かれており、美浦で池上弘、尾形充、小島太、二本柳、和田道調教師。栗東で岩元、加藤敬、佐藤正、福島、目野調教師が2月末日での引退の対象となっている。さらに栗東の柴田光調教師が定年前の勇退を表明しており、11もの馴染み深い厩舎が静かにその灯を消そうとしている。入れ替わりに新規に厩舎を開業するのは、武幸四郎、武英智、田中博康という騎手からの転身組3人と、調教助手から難関の免許試験を突破した高柳大輔、林徹、安田翔伍、和田勇介の4人。全員が30代の若さだ。

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