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羽生を襲ったアクシデント。4回転ジャンプのリスクとは。~踏み切り、着氷など足首への負担は増している~ 

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野口美惠

野口美惠Yoshie Noguchi

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posted2017/11/25 17:00

羽生を襲ったアクシデント。4回転ジャンプのリスクとは。~踏み切り、着氷など足首への負担は増している~<Number Web> photograph by KYODO

NHK杯の公式練習でジャンプの着氷に失敗して右足を痛めた羽生。全日本選手権まで一日も早い回復が望まれる。

 恐れていた事態が起きてしまった。羽生結弦が右足関節外側靭帯損傷でNHK杯を欠場、全治4~5週間とされた。11月9日の公式練習中に4回転ルッツを跳び、着氷に失敗した際に右足首をひねったのだ。ヒートアップする“4回転競争”は、怪我と紙一重であることを突きつけられる出来事だった。

 4回転ジャンプには、怪我のトラップがいくつもある。まず「トウを突いて跳び上がる」ジャンプの場合は、滞空時間を少しでも長くしようと強く叩きつけて、足首を痛めるケースが多い。羽生も'16-'17シーズン、トウループの練習過多により、左足リスフラン関節靭帯損傷を負い、「演技後半での4回転トウループは、(足首の)奥の方まで衝撃が加わっていたのかな」と話している。

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