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指揮官シメオネが感涙した、アトレティコの新スタジアム。~サイズより重要なのは、収益性と雰囲気~ 

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豊福晋

豊福晋Shin Toyofuku

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posted2017/09/28 07:00

指揮官シメオネが感涙した、アトレティコの新スタジアム。~サイズより重要なのは、収益性と雰囲気~<Number Web> photograph by Getty Images

こけら落としとなったマラガ戦の61分に初得点を決めたグリエスマン。この日の観客動員数は6万2906人。

 欧州を代表するスタジアムのひとつになるかもしれない。9月16日、アトレティコ・マドリーの新スタジアム、ワンダ・メトロポリターノがお披露目となった。アトレティコのシメオネ監督は「カルデロンよりも客席との距離が近い。これまで以上にサポーターは背中を押してくれるはず」と涙を浮かべ、歴史に残る初得点を決めたグリエスマンは「ここは人生で最高のスタジアムだ」と絶賛した。

 欧州サッカー界はスタジアムの改装、新築ラッシュだ。特に南欧は老朽化が深刻で、各クラブが工夫を凝らし、利便性が高く、集客力の高い施設を作ろうとしている。

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