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総合格闘技の発展に貢献した桜庭和志がUFC殿堂入り。~世界の格闘技の中心が日本だった頃~ 

text by

布施鋼治

布施鋼治Koji Fuse

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photograph bySusumu Nagao

posted2017/06/24 17:00

総合格闘技の発展に貢献した桜庭和志がUFC殿堂入り。~世界の格闘技の中心が日本だった頃~<Number Web> photograph by Susumu Nagao

2006年5月にカリフォルニアで開催されたUFC60を視察した桜庭は現社長ダナ・ホワイトとの対面も果たした。

 遅すぎた朗報と捉えるべきだろうか。6月3日(現地時間)、桜庭和志がUFC殿堂入りすることが発表された。これはUFCに限らず、総合格闘技で大きな功績を残した選手や関係者に贈られる称号で、'03年にUFCが10周年を記念して創設した。すでに殿堂入りしたメンバーをみると、桜庭と闘ったケン・シャムロックらも含まれている。

 桜庭がUFCに出場したのは'97年12月に行なわれたUFC JAPANのみ。この大会で行なわれたヘビー級トーナメントに代打で出場して見事優勝し、試合後には「プロレスラーは本当は強いんです」と発言して、プロレスファンから救世主として迎え入れられた。

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