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サンウルブズが体感した、ラグビー王国の聖地の鼓動。~NZの強豪に惨敗、それでも得たものは大きい~
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![大友信彦](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
大友信彦Nobuhiko Otomo
photograph byNobuhiko Otomo
posted2017/04/28 07:00
![サンウルブズが体感した、ラグビー王国の聖地の鼓動。~NZの強豪に惨敗、それでも得たものは大きい~<Number Web> photograph by Nobuhiko Otomo](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/f/4/350/img_f46f78a7d1d55b57b44167aca52e259f121489.jpg)
NZで4年間プレーした田中も「クルセーダーズは一人一人が成熟している」と感嘆。ファンの熱気も高かった。
収容1万7000人の観客席は大半が仮設だった。スコアボードの大型ビジンは、ゴール裏に置かれたコンテナの上に建っていた。ロッカールームはプレハブの質素な作り。それでも、スタジアムにはこの地が培ってきた重厚なラグビー文化が漂っていた。
4月14日、ニュージーランド(NZ)南島のクライストチャーチ、AMIスタジアム。サンウルブズは、加入2年目の7戦目にして初めてラグビー王国に足を踏み入れた。相手のクルセーダーズはカンタベリー代表が母体で、リッチー・マコウやダン・カーターら英雄を擁しスーパーラグビー最多の優勝7度を果たした名門。日本代表の主将を務めたアンドリュー・マコーミックもリーチマイケルもこの町に生まれてラグビーを始めた。
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