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藤田菜七子のフェブラリーSやいかに。
女性騎手誕生から23年目の大挑戦。 

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島田明宏

島田明宏Akihiro Shimada

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photograph byKiichi Matsumoto

posted2019/02/16 09:00

藤田菜七子のフェブラリーSやいかに。女性騎手誕生から23年目の大挑戦。<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

藤田菜七子とコパノキッキングが勝利すれば、日本競馬界にとっての画期となるが果たして。

JRAに女性騎手が誕生してから23年。

 ということで、結論。

◎コパノキッキング
○ゴールドドリーム
▲オメガパフューム
△インティ
×サンライズノヴァ
注サンライズソア

 終わってみたら、また「ルメ・デム」か、というパターン、つまり、ゴールドドリームとオメガパフュームの1、2着で決まりそうな気もするが、ここはひとつ、夢に賭けてみたい。

 藤田がデビューしてから3年、JRAに初めて女性騎手が誕生してからは23年、昭和の初めに斉藤すみが日本で初めての女性騎手として免許を取得(騎乗は叶わなかった)してからは83年になる。

 デビューイヤーは6勝、2年目は14勝、3年目は27勝と、前年のほぼ倍のペースで勝ち鞍を重ね、4年目に突入する藤田菜七子は、先週50勝目を挙げ、JRA女性騎手の最多勝記録を更新しつづけている。

 短距離戦でゲートから出して行くときの全身の沈め方や、直線で何度も馬銜を強く当て直しながら追う迫力など、一見して、デビュー当初から大きく進化していることがわかる。大きなチャンスをもらえる騎手イコールいい騎手なのだが、その意味でも、彼女は確実にいい騎手になろうとしている。

 1988年オークスの熊沢重文、'91年天皇賞・秋の江田照男以来、グレード制が導入された'84年以降3例目の、JRA・GI初騎乗初勝利なるか、注目したい。

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