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もはや、人間を超えた?
松井大輔が明かす究極のカズ論。
text by
高木麻仁(Number編集部)Asahito Takagi
photograph byMegumi Seki
posted2019/01/31 18:00
1月上旬のカズのグアムキャンプに約1週間にわたり参加した松井大輔。練習後に2ショット。
37歳から見た51歳のカズ像。
2004年、松井は京都を離れ、フランスのル・マンに移籍した。その後、フランスリーグのサンテティエンヌ、グルノーブルを始め、ロシア、ブルガリア、ポーランドのクラブを渡り歩いた。10年間を海外で過ごし、ジュビロ磐田、再びポーランドのオドラ・オポーレを経て、18年ぶりに横浜FCでカズとチームメイトとして再会したのだ。
37歳となった松井から見て、50歳を超えたカズの姿はどう映るのだろうか?
最後に、そのことを率直に問うと、松井独自の答えが返ってきた。
「もはや、人間を超えてしまったんでしょうね。人間というのは、普通誰でも波があるし、若い選手でも試合に出られなかったりすれば、モチベーションが落ちていくじゃないですか。でも、カズさんは人間を超えてしまったから、モチベーションが落ちようがないんだと思います」
Number971号「サッカーベテラン特集 カズの秘訣」では、51歳キングカズの独占密着&インタビュー、松井大輔のカズ論をはじめ、日本サッカーを築いたキング&レジェンドたちの証言が掲載されています。ぜひご覧ください。