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「史上最年少王者」誕生への期待。
“新しいノアの顔”清宮海斗の挑戦。
text by
原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2018/12/05 16:30
GHCヘビー級王座を果たして戴冠できるかどうか……22歳の若武者に三沢光晴以来の伝統がのしかかる。
清宮の芸術的な2つの技が見たい!!
清宮が言うように杉浦は強い。
杉浦は2009年GHC王座初戴冠後、1年6カ月に渡って14度の連続防衛。2018年3月には驚きの4度目の王座返り咲きを果たしてすでに6度の防衛まで果たしている。そして23回の通算最多防衛記録も持っている。そんなタフな強者に清宮は挑むことになる。
清宮は高角度のドロップキックを杉浦に突き刺して、芸術的なタイガースープレックスホールドでフォールを奪うことができるだろうか……。
あの三沢光晴に憧れてノアを選択した少年は成長して、ノアの象徴である緑色のショートタイツをはいてノアの頂点を目指す。