長谷川穂積の名言
これから自分と戦う相手が計量に苦しんでいる姿って、見たくないですよね。可哀想やないですか。
長谷川穂積(ボクシング)
2005年4月、長谷川は難攻不落の王者と讃えられたWBC世界バンタム級王者、ウィラポン・ナコンルアンプロモーションとの初世界戦に挑んだ。ウィラポンは計量の日の朝に食べたお粥とコーラの分量を量り間違え、計量で300gオーバーするミスを犯す。最計量に向けて黙々と縄跳びで汗を流す王者を「可哀想」と同情しつつ、長谷川は計量部屋を立ち去った。「油断したくなかった」とも言うが、同情をおぼえるのは精神的余裕がある証拠だ。試合は壮絶な撃ち合いを制した長谷川の勝利に終わったが、計量の時点で勝負は決まっていたのかもしれない。
Number627号(2005/05/05)
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